葬儀は多くの場合、突然行うことになるため費用の準備に戸惑うことも少なくありません。そんなとき、互助会のシステムを活用することで、人生の節目にかかる費用を計画的に負担することが可能です。この記事では、互助会の仕組みやメリット・デメリットをくわしく解説しますので、参考にしてください。
互助会の仕組み
葬儀や結婚式など、人生の節目にかかる費用は突然必要になることが多く、計画的な準備が難しい場合があります。互助会は、あらかじめ会員が掛金を納め、必要なときにサービスとして利用できる仕組みです。費用負担を分散できるだけではなく、利用権は加入者や家族に保障されるため安心です。
安全に保全された積立金
互助会では、会員が積み立てたお金は法律にもとづき安全に管理されており、契約内容はどんな場合でも守られます。役務内容の前払い方式により、物価上昇や景気変動に左右されず、契約時のサービスをそのまま受けられる点も特徴です。
月々の掛金で無理なく備えられる
互助会は、3,000〜5,000円といった月々わずかな掛金で加入でき、急ぎの場合は一括払いも可能です。掛金は結婚式やお葬式など、人生の節目に自由に利用できるのが魅力です。
電話1本で対応可能
葬式が必要になった場合は、電話1本で24時間対応が可能です。また、加入者本人だけではなく家族も利用できるため、積立金を葬儀だけではなく子どもや孫の結婚式などに使うことも可能です。
全国ネットワークでの利用
互助会は全国にネットワークをもち、加盟しているほかの互助会でも契約内容に応じたサービスを継続利用できます。これにより、引っ越しや転勤があっても安心して会員サービスを利用できます。
互助会のメリット
人生の節目に必要な葬儀や結婚式の費用は、突然必要になることが多く、経済的な負担が大きくなる場合があります。ここでは、互助会に加入することで得られるおもなメリットを紹介します。
費用を抑えられる
互助会では、月ごとに掛金を積み立てることで、突然の費用発生に備えることができます。契約内容次第では、葬儀や結婚式にかかる基本費用が通常より3〜5割ほど割安になる場合もあります。掛金を完納していない段階でも、残金を支払えば割引特典を受けられるため、必要な時に柔軟に利用することが可能です。
多様なプランを選択可能
互助会では、仏式、キリスト教式、神道式など、希望に合わせたスタイルでセレモニーを執り行うことが可能です。宗教や形式に合わせたプランが豊富に用意されているため、自分や家族の希望に沿った内容で行える点も魅力です。
家族全員が利用可能
加入者本人だけではなく、同居している家族もサービスを受けられる場合があります。たとえば、父親が会員であれば、子どもが結婚式を挙げる際に互助会のサービスを活用できます。親族間での利用申請が可能な場合もあり、家族全体でセレモニー費用を賢く利用できるでしょう。
お得な会員特典
互助会によっては、会員限定でホテルや遊園地、介護用品、人間ドックの割引など、幅広い特典が受けられることもあります。加入前に自分の希望に沿った特典内容があるか確認しておくとより安心です。
互助会のデメリット
互助会には費用負担の軽減や安心感といったメリットがありますが、同時に注意すべきデメリットも存在します。加入前に契約内容をしっかり確認し、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。ここでは、互助会のおもなデメリットについて解説します。
お金が拘束される
互助会では月ごとに掛金を積み立てますが、現金として自由に引き出せません。銀行の積立貯金のように利息も付かず、積立金は冠婚葬祭サービスとしてのみ利用可能です。そのため、急な出費に充てることはできず、資金の流動性が制限される点に注意が必要です。
提携斎場に限定される
互助会の割引や各種サービスは、運営会社が指定または提携する斎場でのみ利用可能です。引っ越しや運営体制の見直しなどで、利用できる斎場が離れてしまうと、希望通りにサービスを受けられない場合があります。参列者の都合やアクセスも考慮し、利用可能な斎場を確認することが重要です。
積立金のみでカバーできない場合がある
プランには基本的な葬儀費用が含まれますが、僧侶へのお礼やオプションサービスは別途費用がかかる場合があります。またプランの選択肢が限られるため、希望する形式で葬儀を執り行えないかもしれません。契約内容を詳細まで確認しておくことが必要です。
解約金トラブルに注意
途中で解約する場合、解約手数料が発生します。返金額は積立金から解約手数料を差し引いた金額となり、手数料は15〜20%程度と高めに設定されていることもあります。トラブルを避けるため、契約時に解約条件を必ず確認しておきましょう。
まとめ
互助会の仕組みやメリット・デメリットについて解説しました。互助会は銀行の預金のように利息がつくわけではなく、保険のように給付金が支払われる制度でもありません。しかし、冠婚葬祭を割安に行え、会員特典を利用できる点が魅力です。日頃から掛金を積み立てておくことで、急な葬儀にも安心して対応できます。また加入者本人だけではなく、同居している家族もサービスを利用できる場合があるため、家族全体のライフプランに合わせて活用することが可能です。特典を上手に活用し、かしこく備えておきましょう。